立春と節分
2021年2月2日は節分
今年は124年ぶりに2月2日が節分です。
例年ですと2月3日なので「なぜ?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
「季節を分ける」という意味のある節分は固定されているのではなく「立春の前日」が節分になります。
立春とは春の訪れ
立春は二十四節季の一つで、旧暦では年の始まりです。
現在は国立天文台の観測で「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」が立春となり、今年の立春はなんと2月3日23時59分!
そのため立春が2月3日、節分が2月2日となりました。
節分は大晦日にあたります。
鬼の正体とは?
中国では疫病や災害などを鬼に例えていたそうです。
一年の中でも寒さが厳しいこの2月に流行する風邪やインフルエンザなども邪気とされ、鬼の正体と言われているとか。
今年はコロナもですね。
陰陽五行における春
立春を迎えてからの2月・3月・4月を東洋医学では春ととらえます。
陰が弱まり、陽気がだんだん強くなってくる季節。
五行(木・火・土・金・水)では「木」に属し、五臓の「肝」にあたります。
「木」はその名のとおり、すくすくと木が成長するイメージ「発展」の時期。
同時に、環境の変化などによるストレスや睡眠不足などで、「肝」に負担がかかりやすい時でもあります。
春の養生
「肝」が不調になると目の不調や爪がもろくなる、頭痛、めまい、のぼせ、イライラなどの症状が出ます。
「肝」の調子を整えて肝を元気にする基本は心も体ものびのびと過ごすこと!です。
なんといってもストレスが大敵。
睡眠をたっぷりとって日常生活に運動をとりいれて気血を巡らせることがおすすめです。
食べ物は酸味のあるものや血を補ってくれる鉄分の多いものがいいですよ。
香りでおすすめなのは、グレープフルーツ、スイートオレンジ、ベルガモット、カモミールなど。
CHEERSの5fragranceではNo.1が「木」の香りです。
↓こちらの記事も参考にしてください。