陰陽五行から見た、梅雨の快適な過ごし方
CHEERSのアロマカウンセリングは陰陽五行思想のメソッドを使っています。
カウンセリングの上、調香師が心身にあわせた精油を選び、ブレンドしてオリジナルの香りを創ります。
選ばれた精油を知ることで、今のこころとからだの状態が見えてきます。
今日は、この陰陽五行から見た梅雨の快適な過ごし方をお伝えします!
陰陽五行思想とは
東洋医学の基本となり、万物は陰と陽の2つに分けられるという「陰陽説」と木・火・土・金・水の五元素の性質を持つという「五行説」が組み合わさった考え方です。
身体の機能や心の状態、季節も陰陽五行に対応していることから、その時々にあった暮らし方を導き出すことが出来ます。
梅雨の大敵、湿邪
低気圧が近づくと具合が悪くなるという方はいらっしゃいませんか?
東洋医学では過剰な湿気は「湿邪」と呼ばれ、身体に害を与えるとされています。
身体が重い、めまい、頭痛、吐き気、むくみ。これらは身体に水が滞っているサイン。
胃腸の不快感、消化不良、下痢など消化器系の不調もおこします。
冷房で体を冷やさないこと、水分・生もの・冷たい飲み物や食べ物の取りすぎは控えましょう。
おすすめの湿を排出する食材
この季節におすすめなのは、しょうがやねぎ・しそなど香りがある野菜、消化器の働きを活発にする柑橘類、利水作用のある豆類、いも類、白菜、アスパラ、とうもろこしなどです。
唐辛子などの香辛料も元気が出ておすすめ。
ですが、何事も過剰は禁物なのが陰陽五行思想の基本です。
とりすぎには注意してくださいね。
気・血のめぐりは水の滞りを解消する
東洋医学では、体は気・血・水の3つの要素で構成されていると考えられています。
気はエネルギー、血は赤い液体、水は体内の赤以外の液体です。
お互いに助け合う関係である気・血・水。
水が滞りやすい季節は、気・血のめぐりの力をかりて、適度な発汗を促しましょう。水分をこまめにとりながら、散歩や運動、ストレッチも効果的。
梅雨の不調におすすめのアロマ
胃腸の不調にはペパーミントやレモンの香りですっきりさせるのがおすすめです。
むくみにはジュニパーベリーやゼラニウム、マジョラム。
お風呂に入れたり、足浴(足湯)もよいでしょう。
アロマバス・足浴の手順
・5ml程度の植物油に精油をたらし、浴槽または洗面器などの湯に入れ、よくかき混ぜてからつかります。
・精油の使用量の目安 全身浴1~5滴、半身浴・足浴1~3滴
※植物油とは、ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのことです。
梅雨に使えるアロマテラピー
湿邪によるだるさや疲れのリセットに心地よいアロマも取り入れて、梅雨時期を乗り切りましょうね!
梅雨に使いたいアロマテラピーもぜひご覧ください。