陰陽五行アロマで心落ち着ける夏
アロマも季節と共に
平年より10日遅れで近畿地方の梅雨があけました。
いよいよ本格的な夏。
今日は陰陽五行からみる夏、そしてアロマの活用方法をお伝えします。
陰陽五行における季節
五行の水・木・火・土・金も季節にあてはめることができます。
春夏秋冬の「四季」は、五行では「木=春、火=夏、金=秋、水=冬」となり「土」は季節の変わり目を指します。
夏は「火」
「火」は燃え上がり、エネルギッシュで周りにも影響を与えるパワーを持っています。
「木」で成長した花が咲く最も勢いのあるエネルギーで、物事を具現化させる時期でもあります。
臓器の五行は「心」
東洋医学の「心」は「心臓」だけではなくて心臓の働きと脳神経系も含みます。
「心」が弱まると血液の巡りが悪くなり、血液が滞ります。
血液の循環は感情とつながっているので働きが滞ると、尋常ではない孤独感やいらいらを感じたり、悲観的になることがあります。
理由もなく涙が出るのは「心」が疲れている証拠と言われています。
エネルギッシュな熱が身体の中にこもって発散できないと熱中症・動悸・立ちくらみ・不整脈・狭心症・高血圧・口内炎・ふらつき・不眠・多夢・金縛り・尿が濃くなるなどの症状が出ます。
陰陽五行アロマ、夏のおすすめ
イランイラン、ジャスミン、ローズ、ローズマリー、、パルマローザ、メリッサ、コリアンダーなどが「火」に働きかけてくれる精油です。
華やかな花の香りでリラックスしたり、心を落ち着けたいときに。血流の改善にもつながります。
ディフューザーで香らせたり、香りを持ち歩いて緊張したときなどに香りをかいでみてくださいね。
CHEERSのオリジナルブレンド精油「5fragrance」シリーズでは「No.2」が「火」に対応しています。
おすすめの食材
五行の「五味」は、夏は「苦味」です。
ゴーヤ・ウコン・よもぎ・春菊・大根の葉・人参の葉など、苦味のある夏が旬のお野菜がおすすめです。
心熱を冷まして身体も心もクールダウンしてくれます。
「火」のパワーを活かす夏に
「心」の働きがスムーズであれば、自己実現のパワーにあふれ、創造性と表現力に富み、充実した気持ちに満たされ「喜び」が湧いてきます。
この「喜び」も「火」の特徴です。
2020年の夏は
今年は例年と違って、新型コロナウィルス感染症に悩まされる夏を迎えています。
不安やストレスにさらされることも多く「心」の疲れがいつも以上に気になる夏になりそうです。
少しでも香りでリラックスができますように。